SOAは不況に弱い
うちの会社で走っていたSOAのパイロットプロジェクト2つのうち、2つ共が、事実上の凍結となりました。
他の案件にリソースが奪われたのが、主な原因なんですが、分析してみると、
昨今の不況の影響で人件費の削減による残業カットにより、本当にやらないといけないプロジェクトにのみリソースを注力せざる得ないということが見えてきます。
SOAは、前から言われているように、効果がとても見えにくく、しかも、SOAの最初の取っ掛かりには、物凄い時間と労力が必要です。
今の景気の動向から、企業は中長期よりも、短期的にどうやり過ごすか(今期の売上をどう上げるかとか)ということに頭を使うんですね。
なので、SOAの(しかもパイロット)プロジェクトなんかは、真っ先に凍結ですよね。
明確に凍結という判断が出たわけではないですが、プライオリティが、物凄い下がっていきました。
というわけで、SOAと不況って、物凄い相性悪い。
サーバの仮想化なんかは、効果が分かり易いから、今期だけで数億円突っんだのですが、それとは対照的・・・。
果たして、SOAが実際に導入される日は、くるのだろうか。。。