Windows10のライフサイクルサポートはエグい
日本マクロソフト主催のWindows10のセミナーに行ってきた。 以下、箇条書きで要点だけ記載。
- ソフトウェアの販売形態の変化
Windows10で、従来のようにソフトを販売する形態は終了となり、今後は常に最新版を配信する形態となる。OSでは課金はしない。 - セキュリティ対応-認証
Windows Hello:生体認証機能をOSで提供。指紋、虹彩、顔認証が可能。対応デバイス必要 - セキュリティ対応-データ保護
- BitLocker:データ暗号化。秘文のような機能をOSが提供
- Enterprise Data Protection:アプリケーションごとのデータ管理。アプリ間のコピペまで管理。
- 既存端末へのWindows10への展開(アップグレード)方法
- ワイプ&ロード:OSを削除しクリーンインストールする
- インプレースアップグレード:端末のデータを引き継いでアップグレードする
- プロビジョニング:Windows10の端末のイメージを他の端末にコピーしていく機能
- Webブラウザー
- アップグレードライフサイクルの変更(Windows as a Servide)
今後は、Windows10が機能更新し続ける形を取るため、ライフサイクルが変更となる。 Windows updateには、セキュリティ更新(随時)と機能追加の更新(年2,3回)の2種類がある。 決められた期間内に適用しないと、サポート対象外となる。(以降の更新が適用できない) 適用ポリシーは3種類- Current Branch(CB):無料。4ヶ月以内に適用しないとサポート対象外
- Current Branch for Business(CBB):無料。12ヶ月以内に適用しないとサポート対象外
- Long Term Servicing Branch:有料。10年間固定で使える。組み込み向け
っつーわけで、HOMEディションだとパッチ公開から4ヶ月でサポート対象外って、かなりのインパクト。うちのオカンが使ってたら余裕でサポート対象外になる気がするけどほんとにだいじょーぶなのこのポリシー。