情シスは何度でも甦るさ。

OracleDB/Ruby好きの情シス部員がお送りします

SOAの次はWOA

ガートナーのレポートなんかでちょこちょこ出てくるWOAというワード。
Web Oriented Architecture の略で、簡単に言うと、SOAの進化系なんだそうだ。
おどろくなかれ、2008年ごろから登場しているようだ。

ちなみに、日本のWikipediaには記述が無いが、USのWikipediaには記述があったので、引用(&意訳)しておく。

ウェブ指向アーキテクチャ(WOA)は、ウェブベースのアプリケーションにサービス指向アーキテクチャSOA)を拡張するソフトウェアアーキテクチャのスタイルであり、そして時にはSOAの軽量バージョンであると見なされます。
WOAはRESTやPOXなどの技術を使用してブラウザとサーバの相互作用を最大化することを目的としています。

公理0:普遍性1 - 全てのリソースはURIを与えることができる
公理の0A:普遍性2 - 重要なリソースは、URIを与えられるべきである
公理1:グローバルスコープ - URIをどこに/誰が指定したかということに、違いはない
公理の2A:同一性 - 一つのURIは何度参照しても"同じ"ものを表す
公理の2B:アイデンティティ - URIが何を指すかは、開発者によって決定される
公理3:非ユニーク - URIスペースがユニークである必要はない

WOAは、SOAの進化系であり、サブセットであると。
そもそも、SOAは広範囲でいまいちつかみ所がなかったが、WebサービスなどSOAの考え方が最もわかりやすく実用化されている部分に限定して再定義したと読める。

SOAという、ベンダーによって肥大化したワードの無駄な部分をそぎ落とした結果がWOA。
で、記述にもあるとおり、その過程で、SOAPは削り落とされて消えている。

レポートでも、WOAの前提にRESTを使用する。とまで書かれているくらいだ。

SOAの技術が生き残るためには、こうして生まれ変わる必要があったのだろう。

もっとも、WOAというワードが、ベンダーの手によってSOAと同じ道を歩まないことを祈るばかり。